唐津焼の窯元、古賢窯は九州の焼き物、食器を創ります

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唐津の焼き物「古賢窯」
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唐津焼とは

唐津焼の歴史

唐津焼の歴史


唐津焼作品写真

唐津焼作品写真

唐津焼とは、豊臣秀吉が朝鮮出兵の際に連れ帰った陶工たちによって始められたと言われている。安土桃山時代に茶道が流行したことから発展し、「1楽2萩3唐津」と呼ばれるほどわび茶碗として定着している。

江戸時代以降、焼き物のことを「セトモノ」「カラツモノ」と呼ぶのが日本を二分するほど多くの人々に親しまれてきた。それだけ多くの人が焼き物や食器の楽しさを感じてきたのだと思います。

唐津焼には蹴ロクロを使った成形や連房式登り窯による焼成など、今も伝統が受け継がれている。また、板で土を叩いて、より軽く、強くする古唐津特有の「叩き造り」も復活した。一方で、茶陶にこだわらず、花器・焼き物や食器、コーヒーカップなどの雑器を焼く窯元も増えている。

唐津焼の特徴

唐津焼の特徴

唐津焼の特徴はなんといっても「用の美」にあります。有田焼や伊万里焼が製作過程から完成にいたるまで、完璧にこなされるのに対し、唐津焼はその出来が80%におさえてあります。これは、唐津焼が「作り手八分、使い手二分」といわれ、残る20%を使い手や使い方に自由さを残しているといわれるからです。料理を盛りまた花を生けて100%の完成品となるのです。

また、粗いざっくりとした土は、唐津地方の特徴で、陶工は山から掘り出した土を、ほとんど手を加えずに使い、その持ち味を生かすために手作りにこだわっています。


絵唐津作品

【絵唐津】

唐津焼を代表する技法。
素地に鬼板(含鉄土石の一種。釉薬や顔料)で文様を描いたもの。草、木、花、鳥、などを指や筆で描いてある。



【朝鮮唐津】

黒や飴色の鉄釉を書けた上から、白色の藁灰釉(わらばいゆ)を流して、景色(釉色の変化)を表現したもの。茶陶としての名品が多数残されている。

朝鮮唐津作品

粉引唐津作品

【粉引唐津】

褐色の粘土を用い、素地が生乾きのうちに化粧土(有色素地の上に薄掛けする白色の陶土)を全体にかけて、乾燥後に施釉したもの。表面が白く粉をふいたように見てるため、こう呼ばれる。



【三島唐津】

素地が生乾きのうちに、印花紋、線彫、雲鶴等の文様を施し、化粧土をぬり、削りまたは拭い取り仕上げした後に、長石釉や木灰釉をかけ、焼上げたもの。

三島唐津作品

その他唐津作品

【その他の唐津焼】

彫唐津、刷毛目唐津、青唐津、黄唐津、献上唐津、斑唐津など多彩な技法があり、現在でも伝統にとらわれない新しい技法が生み出されています。


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